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 Global Friendship Music Band

活動の始まりBEGINING


20053月、私たち兵庫県立西宮高校音楽科10期生は、同級生全員で『10年越しの卒業演奏会』を開催しました。10年越し…そう、10年前、1995121日に予定されていた私達の卒業演奏会は阪神淡路大震災の影響を受け開催することが出来ず、震災10周年の記念事業の一つとしてようやく開催することができたのです。


阪神淡路大震災直後、多くのボランティアの方々に助けて頂いたことに感謝し、この演奏会でも何かボランティアが出来ないかと考え、音楽教育の無い地域へ楽器を送ることにしました。演奏会にご不要になった楽器をお持ち頂いたところ、約100個もの楽器が集まりました。そして、それらを丁寧に消毒し、半分は船便で送り、そして半分は私がスーツケースに詰め込んで、2005年7月にラオス・ビエンチャン市の青少年センターへ持って行きました。


ラオスへの寄贈には、2005年当時、大阪に留学しておられたラオス人の女性が寄贈先との交渉、活動の為のビザ取得など多大に尽力してくださいました。何故、彼女がそこまでしてくださるのか…そこには深い理由がありました。

彼女には弟さんがいらっしゃいます。その弟さんは小さいころ好奇心から麻薬をしてしまい、家族は大変な苦労をして彼を苦しみから救いだされました。そして、弟さんは今もなお、その後遺症に苦しんでおられます。彼女は

『子供達100人のうち1人でも麻薬ではなく楽器に興味を持ってくれる可能性があるなら、こんな嬉しい事は無い』

と言って私達とラオスをつないでくださったのです。

 ラオス・ヴィエンチャン市の青少年センターへ持って行き、色々な楽器の使い方等を説明したり一緒に音楽をしていると、子どもたちから私自身への質問が来ました。

『あなたは何の楽器をしているの?』
『ピアノも弾いたりするけど、歌を歌うのが一番の仕事よ』
『どうしてコンサートをしないの?』
『コンサートにはピアノとか共演者が必要よ』
『じゃあ、今度はコンサートをしに来てよ』

そして、日本に帰った私は、日本でチャリティコンサートを開き、ラオスでの活動を紹介し、その収益金をラオスでの活動に充てることにしました。

チャリティコンサートを開くにあたり、高校・大学時代の友達に声をかけたところ、沢山の仲間が集ってくれました。

友情一つで集まった仲間のコンサート『フレンドシップ・ガラ・コンサート』を催し、そしてここから、地球音楽隊『フレンドシップ』の活動が始まりました。
(文:田中郷子)

地球音楽隊『フレンドシップ』
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